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Midjourney V7:より高速なAI画像生成
June 11, 2025

Midjourneyは、V7画像生成モデルのアルファ版をリリースし、AIコミュニティ向けにテストを開始しました。この新しいモデルは、テキストプロンプトの理解度、画像品質、特徴の一貫性において向上が見られます。

Midjourneyは次のように説明しています。「V7は素晴らしいモデルです。テキストプロンプトの理解がはるかに優れており、画像プロンプトも非常に見栄えがします。画像品質は明らかに向上しており、美しいテクスチャを持っています。体、手、その他すべてのオブジェクトのディテールも大幅に一貫性が高まっています。」

V7の主な革新点の一つは、モデルのパーソナライゼーション機能がデフォルトで有効になっていることです。ユーザーは最初に約5分かけてこの機能をアンロックする必要があり、その後はいつでもオン/オフを切り替えることができます。このパーソナライゼーション機能は、ユーザーの意図や美的嗜好をAIがより正確に理解できるように設計されています。Midjourneyは、この機能がユーザー意図の理解における新たな基準を確立すると考えています。

さらに、MidjourneyはV7画像生成モデルに合わせて「Draft Mode」という機能も導入しました。このモードでは、通常の10倍の速度で、かつ半分のコストで画像を生成することが可能です。

この速度向上により、Midjourneyはウェブインターフェースにユニークな「会話モード」を実装しました。ユーザーは「猫をフクロウに変えて」や「時間帯を夜にして」などの指示を出すことができ、AIは自動的にプロンプトを調整して新しい画像生成タスクを開始します。

Draft Modeには音声入力機能も組み込まれています。マイクボタンを押すことで、ユーザーは自分のアイデアを音声で伝え、ほぼリアルタイムで画像が生成される様子を見ることができます。

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